肛門科の患者さんに対して、的確な診断と各々の病態に対しての
  的確な治療方法を、誰が聞いても納得できるようにお話します。

   教科書的なお話、また私的にはこうしたらどうだろうかというアドバイス
  また、患者さまの社会的状況でどのような方法がベストか。 また
  次善の策はどういうものがあるのか。 これらを丁寧にしっかりと
  お話します。
   患者さまは、私の話だけでなく、いろいろな本や、セカンドオピニオン
  も聞かれても結構です。 患者さまの考える一番いい方法をとって
  いただければと思っています


   時として患者さまの考える方法と私のベストと考える方法が異なる
  事もありますが、 患者さまの考える方法のなかで私なりの考える
  ベストな方法をお教えし、患者さまとともに生活のなかで治していく
  という方針をとっています。

   患者さまにとって、また私にとって、一番の気がかりは癌でないか
  どうかということ
です。 初診でこられた出血の疑われる患者さまには
  出来るだけ最初に直腸鏡またはS状結腸ファイバースコープ検査を
  行い、直腸癌がないことを、確認する必要があると思っています。
  直腸癌がないという事を確認し、患者さまに報告した後で、肛門病変
  についての説明を行います。

   痔瘻を除き、よほどのものでない限り、手術になることはありません
  痔は癌ではないのですから。

   当院における統計では手術になる方は内痔核では20%、裂肛では
  7%(その殆どが日帰りか一泊です)、肛門狭窄では18%、痔瘻では
  100%近いと思います(100%といいきれないのは、仕事の都合などで
  経過観察になっている方もいらっしゃるからです)。

   痔瘻は自然治癒率が低い事、経過観察中に進行、悪化することが
  多いこと、癌化の恐れがあることなど、手術しないでよいことはなにも
  ありません。 絶対手術を受けるべきと考えています。

   手術期間は、一泊の方、一週間以内の方、10〜14日の方など
  様々ですが、 なるべく患者さまの都合にあわせるようにしています。

   一律でデイ・サージェリィしかやらないとかなにがなんでも10日いてもらう
  ということはありません。 
   肛門の手術は排便の通り道になるという特殊性がありますので、体を
  休める方は休んだ方がいい
とは思っています。

   入院施設は特別個室が2室(一日4800円頂きます。おふろ、シャワー、トイレ
  付、29インチテレビ、冷蔵庫、有線、)、 一般個室が7室(部屋の使用料、
  冷暖房費は無料
、洗面台、テレビ、有線)、2人室、男性用4人室、女性用4人室
  となっています。
   各ベッドごとに有線がついており、各々好きなチャンネルを選べます。 
  また、冷暖房は部屋ごとに24時間調節が可能となっています。
   おふろは一度に5人ほど入れるくらいの大きな大理石風の風呂です。
  ジェットバスとミルキィバスが楽しめます。 壁はヒノキです。
  お風呂場でも有線放送が聞けるようになっています。
  並の温泉には負けていません。 日曜、木曜以外毎日、無料で入れます。
   不定期ですが、院長の出演した青森放送RABの医療講座をテレビで流したり
  患者さまを集めての医療講話もありますので、入院中はあまり飽きることは
  ないでしょう。

   また、遠くからの方も殆ど手ぶらで入院治療することが出来るように準備して
  あります。

   青森県には、肛門科が何件もあります。 が、弘前市在住の方や、他県の
  肛門科の専門医の方々に評判を聞いてみてください。 他県からの
  患者さまの紹介数は青森県内では飛びぬけて多く
、これは全国的に
  肛門科といえば、青森県では早川先生ということが常識になっているためです。
   どなたも青森県には早川先生がいらっしゃいますとお話なさると思います。


   当院がみなさまの悩みを解決できる青森県内の病院の第一候補
  であり、それだけの自信と自負を持っているのです。

肛門科における治療方針

1) 患者さまと接する時の私の指針

2) すぐに手術ですよと言われそうで心配でしょうが…

3) もし、「手術ですよ」と言われたら…

4) 入院生活は快適です。

5) みなさまのご来院をお待ちしています。